滋賀県の特色

滋賀県の基本情報

面積

4,017.38k㎡

2026年3月公表/国土地理院
「全国都道府県市区町村別面積調」より

人口

1,402,000人

2026年4月公表/総務省
「人口推計/2025年10月1日現在人口」

人口密度

348.98人/k㎡

小数第三位以下四捨五入

滋賀県の紹介・特徴

滋賀県は日本のほぼ中央に位置し、県土の約6分の1を占める日本最大の湖、琵琶湖を擁しています。周辺には比良山系や比叡山などの山々が連なり、「琵琶湖八景」や「近江八景」として知られる風景が広がっています。

古くから交通の要衝で、物流や人の往来が盛んだったことから、国宝の彦根城や延暦寺に代表される寺社や城、戦国時代の名将たちの足跡が数多く残されています。また、東海道、中山道、北陸道が整備された江戸時代には「近江商人の郷」として栄え、商業の歴史を色濃く残す地域でもあります。

明治以降は工業化が進み、現在は県内総生産の約48%を第二次産業が占めています。一方で、高度経済成長期には工場進出や人口増加に伴って琵琶湖の水質汚染が深刻化しました。

その後、市民も参加した水質保全活動などが進められたことから、環境への意識が高い地域として知られています。現在では水質も改善し、ウォータースポーツや湖上クルーズも楽むことができます。

※参照:滋賀県HP、滋賀県観光情報『滋賀・びわ湖観光情報』

滋賀県の
産業・仕事について

産業構造

産業大分類 企業数(社) 割合
卸売業、小売業 7,308 19.4%
建設業 4,759 12.6%
サービス業(他に分類されないもの) 4,409 11.7%
製造業 3,750 9.9%
宿泊業、飲食サービス業 3,551 9.4%
生活関連サービス業、娯楽業 3,240 8.6%
医療、福祉 3,021 8.0%
不動産業、物品賃貸業 2,752 7.3%
学術研究、専門・技術サービス業 1,862 4.9%
教育、学習支援業 1,232 3.3%
農業、林業 640 1.7%
運輸業、郵便業 581 1.5%
情報通信業 263 0.7%
金融業、保険業 243 0.6%
電気・ガス・熱供給・水道業 60 0.2%
複合サービス事業 45 0.1%
漁業 26 0.1%
鉱業、採石業、砂利採取業 14 0.0%
合計 37,756 100.0%

(総務省統計局「経済センサス」より)

産業の特徴

滋賀県の令和4(2022)年の県内総生産(名目)は約7兆60億円です。産業構造を見ると、第一次産業は0.5%(全国0.9%)、第二次産業は46.9%(全国25.4%)、第三次産業は52.1%(全国72.7%)となっており、全国と比べて第二次産業、とくに製造業の比重が高いことが分かります。製造業が県内総生産に占める割合は全国1位です。

【第一次産業(約337億円)】
豊かな自然環境を活かした農業と畜産業が中心で、米作、野菜、果樹の栽培が行われています。琵琶湖を利用した水産業も地域を支える産業の一つです。また、肉用牛の飼養農家1戸当たりの頭数は全国2位で、畜産業も存在感があります。

【第二次産業(約3兆2,834億円)】
第二次産業では製造業の存在感が大きく、医薬品製剤、プラスチック製品、コンベヤ、理容用電気器具などが主要な製品となっています。こうした分野を中心に、滋賀県の産業基盤が形づくられています。

【第三次産業(約3兆6,495億円)】
第三次産業も県経済を支える大きな柱で、サービス業、卸売業、小売業、金融業、保険業、不動産業などが広がっています。観光業もその一つで、琵琶湖を中心とした観光地が県内各地にあります。

※参照:滋賀県総合企画部統計課「令和4年度県民経済計算報告書」、滋賀県HP

有効求人倍率・平均年収

有効求人倍率
(2026年3月/厚生労働省
「一般職業紹介状況」より)
1.00倍
平均年収(男女計)
(2026年3月公表/厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より ※諸手当を含む総支給額)
32歳/502.9万円
37歳/541.0万円
42歳/579.4万円
47歳/603.1万円

上場企業一覧(証券コード順)

社名 本社所在地 業種 市場

株式会社三東工業社

滋賀県甲賀市

建設業

スタンダード

株式会社アテクト

滋賀県東近江市

化学

スタンダード

タカラバイオ株式会社

滋賀県草津市

化学

プライム

日本電気硝子株式会社

滋賀県大津市

ガラス・土石製品

プライム

株式会社メタルアート

滋賀県草津市

鉄鋼

スタンダード

株式会社オーケーエム

滋賀県日野町

機械

スタンダード

湖北工業株式会社

滋賀県長浜市

電気機器

スタンダード

オプテックスグループ株式会社

滋賀県大津市

電気機器

プライム

株式会社平和堂

滋賀県彦根市

小売業

プライム

株式会社滋賀銀行

滋賀県大津市

銀行業

プライム

※複数の市場に上場の場合、代表的な市場のみを記載しております。また、更新日によって、最新状況と異なる場合がございます。

転職市況サマリー

滋賀県の転職市場では、2024年に入って以降、求人の動きが活発になっています。特に製造業やサービス業で求人が増えており、求職者にとっても選択肢が広がっています。

また、自治体による支援もあり、U・Iターン転職希望者向けのイベントやセミナーの開催に加え、キャリアカウンセリングや職業訓練プログラムも実施されています。こうした取り組みにより、求職者が転職に向けた準備を進めやすい環境が整っています。

※参照:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和6年10月分)」、滋賀県HP、滋賀労働局HP

滋賀県の暮らしについて

家賃相場(月平均/円)

20~39㎡ 44,795
40~59㎡ 55,480
60~79㎡ 63,335
80~99㎡ 62,298

(2024年9月公表/総務省「令和5年住宅・土地統計調査」より算出)

地価(坪単価平均/円)

1 草津市 590,835
2 守山市 354,387
3 大津市 353,565
4 栗東市 298,604
5 野洲市 231,644

(2026年3月公表/国土交通省「地価公示」より各地区全地点の平均値を算出)

ライフスタイル

滋賀県は、自然の豊かさと都市の利便性の両方を感じやすい地域です。

県のシンボルである琵琶湖の湖畔では、ウォータースポーツやキャンプ、サイクリングなどを楽しめます。また、周辺に連なる比叡山や鈴鹿山脈などの山々もあることから、ハイキングや温泉も身近です。

食文化も滋賀県らしさの一つで、ふなずし、赤こんにゃく、じゅんじゅん、えび豆、鯖そうめんなどの郷土料理があります。近江牛や日野菜といった伝統的な食材も多く、こうした食文化に触れられるイベントも各地で開かれています。

気候は内陸性気候に加えて琵琶湖の影響も受けています。湖が中央に位置することから、夏の暑さや冬の寒さがやわらぎやすいとされる一方、湖からの風の影響で年間を通じて湿度が高い傾向があります。

※参照:滋賀県HP、農林水産省HP、滋賀の食事文化研究所、トラベルブック

通勤方法・時間

大津市や草津市などの都市部では、公共交通機関が充実していることから、通勤には琵琶湖線(東海道本線)や湖西線、草津線などの鉄道やバスが多く利用されています。一方、甲賀市や東近江市などでは、自動車通勤が中心です。

通勤方法は地域の特性やインフラの整備状況によって異なりますが、平均通勤時間は約26分で、全国平均の28分を下回っています。ただし、大津市や草津市の都市部では朝夕に交通渋滞が発生しやすく、通勤時間が長くなる傾向があります。市町村別では、大津市が平均40.4分と最も長く、高島市は14.8分と短い水準です。

※参照:滋賀県HP、総務省「住宅・土地統計調査(令和5年)」

自治体による暮らしの支援

滋賀県では、U・Iターンを検討している方に向けたさまざまな支援制度が用意されています。

たとえば「滋賀県移住就業支援事業」では、東京圏からの移住者を対象に、移住支援金を支給しています。申請は移住先の市町村で行い、2人以上の世帯には100万円、単身者には60万円が支給されます。18歳未満の子どもがいる場合は、1人につき最大100万円が加算されます。

また、滋賀ぐらし情報センターでは、移住に関する相談や情報提供を行っています。移住体験ツアーやオンラインセミナーも開催されており、移住前に地域の暮らしに触れられる機会があります。

詳細は、各自治体の公式サイトなどをご確認ください。

※参照:滋賀県HP

滋賀県の子育て・教育について

幼稚園・保育所数

国公立 私立
幼稚園 88 16
幼保連携型認定こども園 52 93

(2025年12月公表/文部科学省「学校基本調査」より)

国公立 私立
保育所 51 151
保育所型認定こども園 6 13

(2025年12月公表/厚生労働省「社会福祉施設等調査」より)

子育てのしやすさ

滋賀県は、自然と学びの機会が身近にあり、子育て世帯にとって暮らしやすい地域です。

琵琶湖周辺では、外遊びや自然体験を気軽に楽しめ、子どもがのびのびと過ごしやすい環境があります。季節ごとの楽しみも多く、冬には県北や福井方面まで足を延ばして、スキーやスノーボードに親しむこともできます。

また、県内には歴史的な史跡や寺社が多く、京都にも近いため、休日のおでかけが学びの機会にもつながりやすい環境です。子ども向け施設や公園も身近にあり、遊びや自然体験、学びを日常の中に取り入れやすい地域です。

学校数

国公立 私立
小学校 219 0
中学校 97 5
高校(通信教育を含む) 46 10
大学 3 6

(2025年12月公表/文部科学省「学校基本調査」より)

教育環境

滋賀県では、琵琶湖を中心とした自然環境を生かした環境教育が行われています。子どもたちが自然に触れながら学べる機会が多い点は、滋賀県の教育環境の一つの特色です。

学力向上に向けては、文章や情報を正確に読み解き、理解する力を「読み解く力」として重視し、その育成に取り組んでいます。また、地域の特性を生かした体験活動や部活動への支援も行われており、子どもたちが主体的に学べる環境づくりが進められています。教職員に対しても、研修や働き方改革を通じて、教育環境の充実が図られています。

さらに、ICTを活用した教育環境の整備も進んでいます。文部科学省の「2021年度(令和3年度)学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」によると、教育用コンピュータの整備状況やインターネット接続率、普通教室の大型提示装置整備率、統合型校務支援システム整備率はいずれも全国平均を上回っています。

加えて、特別支援教育の充実に向けて、個別の教育支援計画の作成なども進められています。いじめ、不登校、進路など多様な相談に対応する教育相談センターも整備されており、将来の職業選択や社会参加に必要な力を育むキャリア教育にも力が入れられています。自治体・企業・地域が連携し、実践的な学びの機会を支えている点も特徴です。

※参照:滋賀県HP、滋賀県教育委員会

自治体による子育て・教育の支援

滋賀県では、子育て家庭を支えるため、さまざまな支援が行われています。

県内の地域子育て支援センターでは、親子の交流や子育て相談に対応しており、子育て支援サイト『ハグナビしが』や『子育てマップ』を通じて、保育施設や支援情報も確認しやすくなっています。さらに、妊娠中の方や18歳未満の子どもがいる家庭を対象に、「淡海子育て応援カード」も配布されています。

経済的な支援としては、県内すべての市町村で高校生世代までの医療費助成が実施されているほか、ひとり親家庭などに向けて各種手当や日常生活支援事業を実施しています。また、子ども・子育て応援センターでの相談支援や、県と協定を締結した企業が家庭教育支援を行う「しがふぁみ」により、社会全体で子どもの育ちを支えようという環境づくりが進んでいます。(詳細は各自治体の公式サイトなどをご確認ください。)

一方で、2024年4月1日時点の待機児童数は353人となっており、県では保育所や認定こども園の整備、保育士確保、一時預かり施設や地域子育て支援センターの充実を進めています。

※参照:滋賀県HP

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